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劫尽童女<木曜組曲

2008-03-02 Sun 05:49
眠れない・・・ので読書記録的な?


①象と耳鳴り

ええ、恩田陸です

恩田陸の作品にはまるのって、全然関係ない作品だと思わせて実は登場人物がかぶってたりするからだと思う。

これもそう。

いかつくて背の高い、元は有名な裁判官だった老人が主人公で
彼が事件を解決していくわけだ。
実際その現場にはいかないで、話をきくだけで謎解きをしていく。
そういう短編集。

実は彼には検事をしている息子と、弁護士の娘がいる。
はじめはさらっとでてくる情報。
本を読んでいくのにしたがって段々と息子に関することもわかってきて、
途中で「あれ?」と思う。

ああ、この息子知ってる。

前に読んだpuzzleにでてくる春という名の検事とよく似ているわけだ。
puzzleでは春の苗字はでてこない(たしか・・・)から、主人公との関係にとっさに気付く人は・・・きっといない・・・はず。
それが段々とわかってくるから面白いんだなー。
そういえばpuzzleのなかで春は父親についてちょろっとだけ語る場面もあったなーとか思って。

そういう意味で面白い話でした。
puzzleみたいにひとつの事件を深追いしてなくていいかも。
さらっと読める。





②劫尽童女

ええ、恩田陸ですが?(笑)

えっとね・・・あんまり好きじゃない(笑)

なんていうか・・・ダメでしたーwww

SFっていうのかなぁ

ないっしょーそれは。って思っちゃうんだなぁ。

恩田陸の作品は、まぁ、フィクションなんだけど。

本当に、ありえないだろう、って思う超能力をもった少女が主人公なんだけどね。
でもあくまで舞台は現実世界なわけよ。
だから、なんか安っぽい。
漫画じゃん、って思っちゃった・・・な。

あとねえ、子供が主人公なんだわぁ。
んで大人びた子供なんだわぁ。
それがねぇ・・・どうも・・・。
無理に子供に語らせてる感じがするのよね。
不幸自慢してる子供というか・・・。

でもそれいったら「麦の海~」とかも子供が主人公なんだけど。
そっちもとっぴな世界なんだけど。
でも、なんかね。

とっぴな話で、主人公の不幸自慢が、そのとっぴさをもとにしてて
だから感情移入なんかできるわきゃぁない。
ああ!こういのうあるある!
ってのは全くない。

なんでだろう、すごく読んでいてイライラしてしまった。
好みの問題なんだろうけど。

これ以上書いてもどうして好きじゃないのかわからないような気がするのでやめます。





③青の炎 貴志祐介

中学生くらいのときに映画化されて話題になったアレ。
本もその頃買ったんだけど、読まずに放っておいたもの。

17歳の完全犯罪ってのがね。
完全犯罪をめざす話、倒叙推理小説(?)って思って読んだけど。

こりゃぁ青春小説だよ。

や、そんな単純なものじゃないかな。

深かったわ。

主人公が人を殺そうとした、
しかもそれが完全犯罪ではなければならなかったのは
事件後の家族のことを考えたからで。

ちょっとすれて、さめた目でクラスメートをみている主人公のことを
支えてくれる友人だったり恋人だったり母や妹の描写がうまくて。

作中ずっと主人公の視点なんだけど
それだけに終盤は泣けてくる。

ああーうまいわぁ。
長くて難しくてすっとばしたいとこ(法医学についてのとこらへんとか)も結構あったけど(笑)
でもそういう真面目ーなとこも書いてるからこそ
計画をみっちりたてて、すごく冷静なのに
いざ人を殺す時になって緊張したり
殺害後に焦ったりする主人公の描写が際立つんだろうなー。

いやぁすごいなぁと思いましたさ。




④木曜組曲

ええ、恩田陸ですが?ww


書く仕事をしている女の人5人の物語

結構好きでした、これ。
どろどろとした感じが(笑)

主人公が成人した複数人ってところは「黒と茶~」に似てるかな?
皆で思い出話しながら謎解きしていくところも一緒だし
どろどろしてるとこも同じっちゃぁ同じ。

こういうドロドロした話なのに終わり方がなぜだか知らないけど爽やかなのがいい。

登場人物たちは自分達が抱えていた「謎」だったり「もやもや」を明らかにさせるわけだ。
でも決して問題は解決しない。

それなのになぜか爽やか。

そうそう、登場人物がみんな普段とは違う生活にいて
いつもあまり顔をあわせないメンバー、でも昔から知っている気心の知れた友人たちと会う
っていう、そういう設定も「黒と茶~」と一緒。

旅にでたいなって思う。

旅が終わるんだけど、でもなんかまだ続きそうな
ぶっちゃけ続編みたいなのあるんじゃない?って思わせぶりな終わり方
それが好きー。

登場人物が魅力的だから、もういっかい書いてほしいとも思う。

5人(6人ともいえる・・・かな)それぞれ個性があって
彼女達の会話によって物語りは進んでいく。
だからすごく自然な感じがするんよ。
着飾ってない感じが。
それが読みやすいし、共感できるとこも結構ある。

なんでこれだけ違う人格の人物を描いてるのに
嘘っぽい感じがしないんだろうなぁ。
それだけ人を観察してるんだろうなぁ。

登場人物がみんな物書き(に関係してるひと)だけど
恩田陸は誰に一番近いのかなぁ。
彼女達のもってる感情を抱いたことがあるんだろうなぁ。

そんなこと考えながら読むのが楽しかった。



木曜組曲は映画になってるらしい。
全然知らなかった。
好きな女優がでてるみたいだし、すごく見たいーーー。
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この記事のコメント
No title
春は関根だよー、書いてあったよー、たしかよー
2008-03-03 Mon 01:35 | URL | あんd #fbT69c.2[ 内容変更] | top↑
No title
あ、書いてありましたかw
ちゃっかり忘れてましたwwww

そうだ!あんDさんおめでとうございましたーーー
2008-03-03 Mon 02:03 | URL | bob #-[ 内容変更] | top↑
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